「21世紀中国総研」創立発起人  矢吹 晋    
 且O菱総合研究所の主席研究員であった稲垣清氏から、MRI中国情報サービスの創設について相談を受けたのは1984年秋のことだった。この構想は年が明けて具体化し、1985年4月に月刊『MRI中国情報』が創刊され2001年3月192号をもって停刊するまで満16年間継続刊行された。これと並行して同じ執筆編集グループによって、年刊『中国情報ハンドブック』『中国進出企業一覧』、隔年刊『中国情報源』、そして不定期刊行の『中国最高指導者WHO’S WHO』『中国情報人物事典』など、一連のシリーズが出版された。
 ここにスタートする「21世紀中国総研」は、上記の執筆・編集にかかわった主メンバーがその経験を総括し、広く同人を結集して、新たな世紀における隣国・中国をウオッチして、「情報収集・分析・展望」に努め、日中関係の再構築に貢献できるノウハウを発見し、これを広く伝えて応用されるよう設立するものである。当面は、『中国情報ハンドブック』『中国進出企業一覧』、などの執筆・編集をひき継ぐとともに、ホームページの立ち上げ、メルマガ、Eペーパー、雑誌、書籍、CD−ROM、講演会、シンポジウムなど複合的メディアを通じて、より鮮度・信頼度の高い、良質の研究成果を提供する所存である。
 この研究所は、非営利を目的とした中国研究を意図している。研究所としては、まさに「白手起家」、同人のパソコンと脳味噌と研究経歴以外たよるものはなく、組織としてはこれから衆知を集めて正式にうぶ声を上げるが、「情報収集・分析・展望」においては、すでにかなりの実績があると自負している。その新たな研究成果は今後、世に問いたい。われわれの活動に参加してくださるようお願いする次第である。

 なお、「21世紀中国総研」の創立賛同者は以下のごとくであり、さらなる同人の参加を期待している(掲載は回答順)。
 中村公省(蒼蒼社社主)、竹内実(京都大学名誉教授)、稲垣清(元三菱総合研究所主席研究員)、高橋博(中国人事問題研究家)、白石和良(農林水産政策研究所客員研究員)、スチーブン・ハーナー(長江世紀有限公司代表)、大橋英夫(専修大学教授)、高井潔司(北海道大学教授)、村田忠禧(横浜国立大学教授)

                                                         2003年6月15日